オランダの鉄道インフラ管理を担うProRailは6月30日、国内で初めて、使用済みレールからリサイクルされた鋼鉄を100%使用した「サーキュラーレール」を導入したと発表した。6月28日から29日にかけて、北ホラント州のホーフトドルプとライデンを結ぶ約30キロメートルの区間に敷設された。

このサーキュラーレールは、従来の石炭を燃料とする高炉ではなく、電力で鉄スクラップを溶解する電気アーク炉を用いて製造されている。ProRailによると、この製法により、従来のレール製造と比較してCO2排出量を最大65%削減できるという。

これは、2030年までに総CO2排出量を2015年比で55%削減するという、同社の目標達成に大きく貢献するものだ。なお、サーキュラーレールは現行のすべての品質基準を満たしている。

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