Circular Economy Hub がお届けするオンラインイベント「Circular X(サーキュラーエックス)」。2024年10月のテーマは、「地球も地域も再生する。リジェネラティブ・ツーリズム(再生型観光)から考える旅のサーキュラーデザイン」です。
コロナ禍を経て人々の移動が再び活発となり、2024年の訪日外国人旅行者数は、過去最多となる3500万人となる見通しが示されました。政府は、観光事業を「成長戦略の柱」「地域活性の切り札」と位置付け、今後も重要な役割を担うとしています。一方、観光事業が活性化することで、移動によるCO2排出の増加や、オーバーツーリズム、自然環境破壊など負の影響が懸念されています。
Booking.com “Sustainable Travel Report 2023″では、世界の旅行者の76%(日本の旅行者の56%)が「今後1年間において、よりサステナブルに旅行したい」と回答しており、訪問先の自然環境や地域文化の負荷軽減や保全に取り組む「サステナブルツーリズム」の取り組みが必要不可欠であると言えます。
そして近年では、旅行先の地域文化と環境保全を第一に考える「サステナブルツーリズム」から、訪問者が訪問先の状態にポジティブな影響を与え、来るときよりも去るときのほうが良い状態になっていることを目指す「再生型観光(リジェネラティブツーリズム)」という考え方が注目されています。
再生型観光を実現するためには、資源・宿泊施設・地域の各単位での多角的な取り組みが求められます。サーキュラーエコノミーはこういった新たな観光の形に寄与する一つのツールとなるでしょう。事業者・訪問者・地域住民においては、提供者・利用者・受入者といった一方通行型の関係ではなく、共に地域・自然環境の再生に向け協働する関係へと変化させていくことも重要だとされています。
今回のCircular Xでは、サブスクリプション型や共同オーナー型のセカンドホームを全国に展開しながら、広がれば広がるほど自然が豊かになることを目指す、株式会社Sanu様をゲストにお迎えします。Sanu様の再生型観光の実践事例を通じて、観光・滞在分野におけるサーキュラーエコノミーの関わりを紐解き、従来の消費型ではなく、訪問者と訪問地の関係性を再構築するような新しい観光のあり方について、深めてまいります。
スピーカー
古賀百合絵 / 株式会社Sanu マーケティングシニアマネージャー
消費財メーカーでブランドマーケティングに従事した後に、独立。
日時
2024年10月30日(水)19:00-20:30
内容
- 編集部より:観光におけるサーキュラーエコノミー概要と最新動向
- Sanu様プレゼンテーション:
- Sanu 2nd Homeについて
- Regenerative Actions Report 2024について
- 自然資本の循環や再生に関わる取り組み
- 関係人口を創出するための仕組みや地域との連携
- 自然と触れ合う機会や、地域を深く関わる機会の創出 など
- ディスカッションパート
当日の流れ
19:00- オープニング・編集部解説(20分)
19:15- ゲストプレゼンテーション:株式会社Sanu(35分)
19:50- ディスカッション(30分)
20:20- 質疑応答(10分)
20:30 終了
※上記時間は目安です。進行状況に応じて変更する場合がございます。
定員
30名(先着順)
対象者
- リジェネラティブ・ツーリズム(再生型観光)に興味がある方
- 所属組織内でサーキュラーエコノミーを推進する立場にある方
- サーキュラーエコノミーに関する新事業を立ち上げたい方
- サーキュラーエコノミーに取り組む方々とのネットワークづくりをしたい方
申し込み方法
こちらのPeatixページよりお申込いただけます。
参加費用(すべて税込)
- 一般 2,000円 (税込)
- ニュースレター登録者 1,500円(税込)(10月中旬までに配信予定のニュースレター中のクーポンコードをPeatix申込画面にてご入力ください)
- Circular Economy Hub 読者会員 1,000円(税込)(本記事にログインのうえ、最下部記載のクーポンコードをPeatix申込画面にてご入力ください)
- Circular Economy Hub コミュニティ会員 無料(Slackにて配信する無料クーポンコードをPeatix申込画面にてご入力ください)
- 学生 1,000円(税込)(Peatixページにてクーポンコードをご確認ください)
※コミュニティ会員・読者会員の詳細はこちら(コミュニティ会員へご参加いただくと、過去イベントのアーカイブ動画が無料でご覧いただけます。(一部を除く))
会場
オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」の会議機能を利用)
注意事項
- 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。
- 開場は18時50分頃を予定しております
- Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をお勧めします
- 講義の時間にはマイクをミュートにさせていただきます
- 後日、Circular Economy Hubのレポートなどにて、プログラム開催中の写真を公開する場合がございます。写真NGの場合、ネットワーキング時間以外はカメラオフにてご参加ください
- イベントの内容は録画させていただき、後日申し込みいただいた皆様にアーカイブ動画の限定配信を行う予定です。予めご了承ください
- お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。当日ご参加いただけなかった場合にも後日アーカイブ動画をお送りいたします
- 時間配分は事情により変更になる場合がございます
- 領収書についてはPeatix内のこちらをご参照ください
Circular X について
Circular Xは、Circular Economy Hub 編集部からのインプットと各業界・領域のフロントランナーの皆さまの実践や知見を掛け合わせながら、ご参加いただく皆さまとともにサーキュラーエコノミーを深める化学反応を起こしていくことを目的としています。
主催
- Circular Economy Hub:Circular Economy Hub は、ハーチ株式会社が運営するサーキュラーエコノミーの推進を目的としたオンラインプラットフォームです。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例、洞察、イベント・ワークショップ、体験プログラム、ネットワーキング、マッチングなどを通じてサーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体の皆様を支援します。
URL:https://cehub.jp - ハーチ株式会社:Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)をコンセプトにウェブメディア事業を展開。世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」では2019年に欧州6カ国(オランダ・イギリス・フランス・ドイツ・ノルウェー・フィンランド)でサーキュラーエコノミーに取り組む企業・団体50社以上の取材を実施。欧州の先進的な事例を基に日本でもサーキュラーエコノミーの推進を加速したいと考え、2020年3月に「Circular Economy Hub」をローンチ。現在は神奈川県横浜市で「Circular Yokohama」も展開中。
URL:https://harch.jp/
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この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。