経済協力開発機構(OECD)は6月30日、循環型製品の国際的な認証制度「Cradle to Cradle Certified®製品基準 バージョン4.0(ゴールドレベル)」が、OECDのデューディリジェンス・ガイダンスと「整合していない(not aligned)」とする評価レポートを発表した。これに対し、認証を運営するCradle to Cradle Products Innovation Institute(C2CPII)は、評価プロセスで得られた知見を反映し、OECDガイダンスとの整合性を高めた改訂版「バージョン4.1」を既に発行していることを明らかにした。

この評価は、C2C認証の基準書が、OECDの「衣料品・履物部門における責任あるサプライチェーンのためのデューディリジェンス・ガイダンス」の勧告とどの程度整合しているかを評価する「スタンダードのみ」の評価だ。C2C認証は、製品の素材の健康性や循環性、社会的な公正性など5つの分野で評価する世界的に認知された認証制度であり、バージョン4.0では国連の指導原則やOECDガイダンスに沿ったデューディリジェンスのアプローチの統合を目指していた。

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