建材世界大手のHolcim(ホルシム)は6月30日、産業プロセスの電化を専門とするスウェーデンの上場企業SaltX Technology(ソルトエックス・テクノロジー)への投資を発表した。この協業を通じて、SaltX社のプラズマ技術を活用し、世界初となるセメントの完全電化生産工場の設立を目指す。

セメント産業は、世界の二酸化炭素(CO2)排出量の約8%を占める主要な排出源の一つとされている。排出の主な要因は、主成分である石灰石を約1,450℃の高温で焼成し、中間製品である「クリンカー」を製造する過程にある。このプロセスでは、加熱のために大量の化石燃料が燃焼されるだけでなく、原料の石灰石が熱分解される化学反応によってもCO2が必然的に発生する。

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