循環型ショッピングプラットフォーム「Loop」を運営するLoop Japan合同会社は12月25日、富士ボトリング株式会社と協働で開発したオリジナルのリユース瓶入り天然水「200mlリターナブル瓶ミネラルウォーター(Loop)」の提供の試行を、兵庫県環境審議会にて開始する。
Loopは、商品の容器を使い捨てせず繰り返し使うリユースプラットフォーム。ひょうごプラスチック資源循環コンソーシアムに参画するテラサイクルジャパン合同会社と兵庫県が連携して展開しており、プラスチックごみを出さない新しいライフスタイルの普及を目指している。
「200mlリターナブル瓶ミネラルウォーター(Loop)」に使用されているのは、神奈川県の足柄平野地下100mから汲み上げた天然水。BtoB向けサービス「Loop Professional」用に開発されたLoopオリジナルの瓶を用いており、会議や来客、接客などのビジネスシーンでの飲用を想定した飲み切りサイズとなっている。今回、全国の自治体として初めて兵庫県環境審議会で提供されることになった。
飲み終えた空き瓶は、回収され製造工場に返送された後、洗浄・再充填され、繰り返し利用される。
Loop JapanはBtoBにおけるリユースモデル構築を目指し、2023年3月から、アスクル株式会社のBtoB サービスの顧客を対象に、リユース容器を使用した業務用商品販売プラットフォーム「Loop Professional for ASKUL」の実証実験を実施。10月に兵庫県西宮市が参加している。
同社は、米テラサイクルの子会社で、「捨てるという概念を捨てよう」というミッションのもと、Loopのプラットフォームを日本で運営している。同プラットフォームは、従来使い捨てられていた洗剤やシャンプーなどの日用品、また食品の容器やパッケージを、ステンレスやガラスなど耐久性が高く再利用可能なものに変え、商品を提供している。使い捨てのないライフスタイルの普及を目指し、メーカーや小売業者と連携しサプライチェーンの構築に取り組む。
【プレスリリース】Loopオリジナルのリユース瓶入り天然水 「200ml リターナブル瓶ミネラルウォーター(Loop)」を開発
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