ファッション業界のサステナビリティ推進に取り組む英ポジティブファッション研究所(IPF)と物流大手の独DHL、および経営コンサルファームの独ローランド・ベルガーはこのほど、アパレル業界における製品返品の環境負荷に関するレポートを発表した。
英国では2022年、アパレル製品の返品工程において75万トンの二酸化炭素が排出され、約2300万着の衣類が埋立または焼却処分された。これは、返品された製品のうち、再販できない製品(3%)の75%に相当する。レポートの概要は以下のとおり。
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和田 麻美子
フランス留学中、モードの国と呼ばれる国の人達が、持ち物を長く大切に使い多くの買い物をしないことを知り、日本(特に東京)では常に新しいモノを求める暮らし方になっていたことに気づく。 趣味のハイキングを通じ、極力ごみを出さないように暮らすことや、豊かな自然を次世代につなぐことを意識するようになり、Own less, waste less, enjoy more を心がける日々。