東京都は10月31日、「循環経済・自然資本等推進ファンド」の運営事業者として、新生企業投資株式会社と三井住友トラスト・インベストメント株式会社が選定されたことを発表した。東京都は、2030年カーボンハーフ、2050年ゼロエミッション東京、東京グリーンビズ等を掲げ、サーキュラーエコノミーとネイチャーポジティブの実現に取り組んでおり、本ファンド設立はその一環。
運営事業者として選定された新生企業投資株式会社は、SBIグループのグループ会社であり、2004年からスタートアップへのベンチャー投資を行っている。三井住友トラスト・インベストメント株式会社は、プライベートエクイティファンドの運営やアドバイザリー業務を提供。20年以上にわたりエクイティ投資の運用・管理を行っており、サーキュラーエコノミーの専門家チームとともに本ファンドの投資プロセスを支援する。両社は、それぞれの強みを融合させ、サーキュラーエコノミーとネイチャーポジティブの促進を図る。
ファンドの設立に向け、2024年5月に運営事業者の募集を開始し、専門業者による調査を経て、2024年9月に運営事業者選定委員会で審査が行われた。2024年度中に東京都から30億円の出資が予定されている。
【プレスリリース】循環経済・自然資本等推進ファンド 運営事業者の決定について
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HEDGE GUIDE 編集部 サーキュラーエコノミーチーム
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