UNOPS(国連プロジェクトサービス機関)は11月17日、バングラデシュの都市ごみ管理をサーキュラーエコノミー型へ転換する新モデルの成果を公表した。

同国では都市部から毎日約2万5000トンの廃棄物が排出され、うち3000トン超がプラスチックを占める。回収後も多くが路上投棄や埋立に回り、メタン排出や水質悪化、健康被害など深刻な環境負荷を引き起こしてきた。UNOPSは、こうした課題に対し、南アジア地域環境計画(SACEP)と世界銀行の支援のもとで実施した「PLEASEプロジェクト」の18か月間の成果をまとめ、循環型インフラと地域コミュニティの協働によって廃棄物危機を「価値創出のエコシステム」に変換できると示した。

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