Circular Economy Hub がお届けするオンラインイベント「Circular X(サーキュラーエックス)」。2023年1月のテーマは「残存価値を最大化させるRRRDR、サーキュラーエコノミーが広げる可能性」です。

本イベントは終了いたしましたが、こちらにてアーカイブ動画販売(購入価格:2,000円)を行っております。下記にて冒頭部分の動画をご覧いただけます。

「残存価値を最大化させるRRRDR、サーキュラーエコノミーが広げる可能性」 from ハーチ株式会社 on Vimeo.

RRRDRは、Remanufacturing(リマニュファクチュアリング)、Refurbish(リファービッシュ), Repair(リペア)、Direct Reuse(直接再使用)のことを指します。RRRDRは従来より活用されてきた残存価値の維持手段あるいはビジネスモデルでしたが、サーキュラーエコノミーの概念が広がりを見せるにつれて、そのビジネスとしての可能性にも注目が集まっているところです。例えば、「長寿命製品を販売することによる販売機会の減少」という課題に対し、RRRDRをビジネス対象領域としていくことは循環型ビジネスの一つの方向性として考えられます。

しかし、本領域が本当に残存価値を維持しながらビジネス機会としても捉えられるのか、既存製品との関係をどう考えるのか、今後広がりを見せていく可能性があるのか。今回はこういった問いをもとに、本分野に本格的に取り組み始めたヤマダホールディングス様と土屋鞄製造所様よりお話をお伺いします。

株式会社ヤマダホールディングス

1997年に家電製品リサイクルを手掛けるシー・アイ・シーを設立したのち、家電製品のリユース事業に本格参入。2022年5月にヤマダ東日本リユースセンター群馬工場(群馬県藤岡市)を増設、リユース製品生産体制を拡充。

【参考記事】“売る責任”を果たすべく、使用済み家電のリユース・リサイクルを中心としたグループ内完結 資源循環型システム構築を推進ヤマダ東日本リユースセンター群馬工場 増設!

株式会社土屋鞄製造所

古くなった同社製革バッグを無料で引き取り、職人が修理して再販売するリユース事業に2022年6月に参入。新品と同様の返品保証・修理サービスを付け、価格は最大で定価の半額に抑える。

【参考記事】土屋鞄、革製品のリユース事業を開始。製品の長寿命化と新たな顧客・雇用・収益創造を目指す

スピーカー紹介

■清村 浩一 氏 株式会社ヤマダホールディングス 執行役員 経営企画 室長 兼 サステナビリティ推進室長

1964年福岡県生まれ。1982年株式会社ベスト電器(福岡市)入社。店舗経験ののち店舗運営、事業再構築リーダー、経営企画 IR 広報を歴任。2012年ベスト電器がヤマダ電機(当時)グループ入りを機に、2019年にヤマダ電機へ入社し、経営戦略室長を経て、現任の経営企画室長 兼 サステナビリティ推進室 執行役員 室長に就く。モットーは「明るく元気に全力投球」。

■笹田 知裕 氏 株式会社土屋鞄製造所 コミュニケーション本部 CRAFTCRAFTS部 部長

2012年に株式会社土屋鞄製造所入社。店舗運営や店舗企画、事業企画を経てアフターサポート部門に異動。
修理受付部門運営に携わったことで「アフターサポートの強化」が課題であると認識。
現在は「商品が永く使われること」「ユーザーに寄り添うこと」をベースにした新しいメニューの立ち上げに取り組む。

日時

2023年1月24日(火)19:00-21:00

内容

  • RRRDRの全体像とサーキュラーエコノミーにおける役割
  • 両社の取り組みとビジネス機会の観点について
  • 二次流通/RRRDR への参入でポイントとなることは
  • サーキュラーエコノミーで必要と考えられること

当日の流れ

19:00~:オープニング
19:05~:サーキュラーエコノミーとRRRDRの概要説明
19:20〜:株式会社ヤマダホールディングス 清村氏による発表
19:50〜:株式会社土屋鞄製造所 笹田氏による発表
20:20〜:質疑応答、ディスカッション
20:55〜:クロージング

※上記時間は目安です。進行状況に応じて変更する場合がございます。

定員

30名(先着順)

申し込み方法

こちらのPeatixページよりお申込いただけます。

参加費用

  • 一般:2,000円(税込)
  • コミュニティ会員:無料(Circular Economy Hubへの会員登録後に加入できるSlackコミュニティ内でご案内するクーポンコードを入力)
  • 読者会員:1,000円(税込)(本記事下部記載のクーポンコードを入力。ログイン後クーポンコードをご取得ください。)
  • ニュースレター登録者:1,500円(税込)(Circular Economy Hubニュースレター1月号(2023年1月中旬までに発信予定)記載のクーポンコードを入力)

※コミュニティ会員・読者会員の詳細はこちら

プログラムを通じた到達イメージ

  • サーキュラーエコノミー実装に向けて、自組織で推進するための情報を得る
  • 国内外のサーキュラーエコノミー動向について理解を深める
  • サーキュラーエコノミー推進に向けてのネットワークを築く

対象者

  • RRRDRに参入したい・検討中の方
  • サーキュラーエコノミーと二次流通について考えたい
  • サーキュラーエコノミーの基礎について学びたい方
  • 所属組織内でサーキュラーエコノミーを推進する立場にある方
  • サーキュラーエコノミーに関する新事業を立ち上げたい方
  • 上記に関わらず、サーキュラーエコノミーに関心のある方ならどなたでも

会場

オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」の会議機能を利用)

注意事項

  • 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。
  • 開場は18時50分を予定しております
  • Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をお勧めします
  • 講義の時間にはマイクをミュートにさせていただきます
  • 後日、Circular Economy Hubのレポート等にて、プログラム開催中の写真を公開する場合がございます。写真NGの場合、ネットワーキング時間以外はカメラオフにてご参加ください
  • イベントの内容は録画させていただき、後日申し込みいただいた皆様にアーカイブ動画の限定配信を行う予定です。予めご了承ください
  • お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。当日ご参加いただけなかった場合にも後日アーカイブ動画をお送りいたします
  • 時間配分は事情により変更になる場合がございます
  • 領収書についてはPeatix内のこちらをご参照ください

Circular X について

Circular Xは、Circular Economy Hub編集部からのインプットと各業界・領域のフロントランナーの皆さまの実践や知見とを掛け合わせながら、ご参加いただく皆さまとともにサーキュラーエコノミーを深める化学反応を起こしていくことを目的としています。

主催

  • Circular Economy Hub:Circular Economy Hub は、ハーチ株式会社が運営するサーキュラーエコノミーの推進を目的としたオンラインプラットフォームです。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例、洞察、イベント・ワークショップ、体験プログラム、ネットワーキング、マッチングなどを通じてサーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体の皆様を支援します。
    URL:https://cehub.jp
  • ハーチ株式会社:Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)をコンセプトにウェブメディアを事業を展開。世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」では2019年に欧州6ヶ国(オランダ・イギリス・フランス・ドイツ・ノルウェー・フィンランド)でサーキュラーエコノミーに取り組む企業・団体50社以上の取材を実施。欧州の先進的な事例を基に日本でもサーキュラーエコノミーの推進を加速したいと考え、2020年3月に「Circular Economy Hub」をローンチ。現在は神奈川県横浜市で「Circular Yokohama」も展開中
    URL:https://harch.jp/