本田技研工業は2026年1月5日、米国のバッテリー再生スタートアップであるPrinceton NuEnergy(PNE)と、次世代リチウムイオン電池のリサイクル技術に関する戦略的連携に向けた覚書(MOU)を締結したと発表した。両社は2022年から共同で、使用済み電池および製造時に発生するスクラップから、リチウムイオン電池の主要部品である正極材(NMC)を再生するプラズマベースのDirect Recycling & Upcycling技術の技術検証を進めてきた。今回のMOUにより、共同検証の深化および将来的な商用展開に向けた協業の枠組みが構築される。
PNEが有する再生技術は、従来のリチウムイオン電池リサイクルで一般的な焼却や化学分解を伴う手法とは異なり、エネルギー効率とコスト効率に優れている。再生された正極材は新品と同等の性能を持ち、ホンダはこの技術を活用することで、電動化戦略と資源循環の両立を目指すとともに、米国内におけるバッテリー素材の自給体制の強化、ひいては米国のエネルギー自立にも貢献できると見ている。
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