服飾メーカーの米Allbirds(オールバーズ)は、初のアパレルライン「Allbirds Apparel(オールバーズアパレル)」を10月20日から順次発売している。

オールバーズは、環境にとって適切な方法で作られたモダンミニマリズムコンセプトをシューズ製品の枠からさらに広げる。同社の特徴であるシンプルなデザイン、高品質な自然素材、そしてサステナビリティへの取り組みを活用して、ミッションを持ったアパレルラインを展開する。オールバーズアパレルは快適性と機能性、デザインと地球への配慮においてより良い品質を求める。

同アパレルラインは、各製品にカーボンフットプリントが記載された世界初のアパレルラインとなる。最先端技術で作られたクラシックな服は、次世代の自然素材活用と伝統的手法や素材を組み合わせて作られている。ブランドの理念である「right amount of nothing(ちょうど良い何も無さ)」を体現する、微細でありながら特徴的で、高級感のあるラインとなっている。最初のコレクションに含まれる Tシャツとウールジャンパー、カーディガンとパファーは自然への回帰だけでなく、自然素材の進化を示している。

商品例は以下のとおりだ。

Men’s(上)Women’s(下) /TrinoXO™ Tシャツ(10月20日発売)

価格:6,300円(税込)

Men’s(上)Women’s(下) /ウールカーディガン(10月20日発売)

価格:19,000円(税込)

Men’s(上)Women’s(下)/ウールジャンパー(10月20日発売)

価格:17,500円(税込)

Men’s(上)Women’s(下)/TrinoXO™パファー(11月初旬発売)

価格:33,000円(税込)

 

同社の創業者は、サッカーの元ニュージーランド代表のティム・ブラウン氏とバイオテクノロジー専門家のジョーイ・ズウィリンジャー氏だ。長年スニーカーを愛用してきたブラウン氏が、大きなロゴや目立つ色、そしてケミカル素材といった従来のスニーカーのあり方に疑問を持ち、着目したのが同氏が生まれ育ったニュージーランドのメリノウールだった。そして両氏は2016年に、快適性とサステナビリティ、そしてデザイン性を兼ね備えたオールバーズを米サンフランシスコに設立した。


最初に発売され、現在は同社の代名詞となっているが「Wool Runners(ウールランナー)」だ。最高級のメリノウールを使用して快適性を備え、シューレース(靴ひも)に再生ポリエステルを使用し、インソールには石油ではなくヒマシ油を用いて、カーボンフットプリント排出量を抑えるといった環境に配慮したモノ作りが共感を呼び、シリコンバレーで支持を集めた。さらに、アカデミー賞受賞俳優で自らも環境保護財団を設立するなど環境保護に力を入れているレオナルド・ディカプリオ氏が同社に投資したことで、その評価は世界中に広まっていった。

その後も、ユーカリの木の繊維で快適さをそなえたメッシュ構造の「Tree(ツリー)」シリーズや、サトウキビ由来でカーボンネガティブなGreen EVA素材を靴底に採用したエコフレンドリーな素材の開発を続けており、現在20シリーズにまでラインナップが広がっている。

オールバーズ初のアパレルラインとなる、カーボンフットプリントが記載された「オールバーズアパレル」。快適で機能的で、素敵なデザインのアイテムを楽しく身にまといながら、環境への負荷を実際に目で見て、地球への意識を高められる良質な製品の登場となる。

オンランストア

URL:allbirds.jp
アイテム:シューズ、ソックス、アンダーウェア、アパレル

店舗

ストア名:Allbirds 原宿(オールバーズ原宿)
住所:東京都渋谷区神宮前1-14-34 原宿神宮の森ビル1階
営業時間:11:00 ~ 19:00 不定休

【プレスリリース】オールバーズから初のアパレルライン「オールバーズアパレル」が10月20日(火)ローンチ

(写真はすべてオールバーズ合同会社提供)