化学大手の独BASFはこのほど、紙や段ボール箱のリサイクルを容易にする革新的な粘着剤を開発したと発表した。
紙ラベルに使用する粘着剤はこれまで紙のリサイクルを阻害してきたが、新しい粘着剤は初期工程で簡単にはがせるため、再生紙や板紙の包装材を問題なく再利用して印刷できるとしている。同粘着剤は、「Papiertechnische Stiftung」(PTS財団)から認定を受けた。PTS財団はドイツの研究・サービス機関で、紙と段ボールの包装材の材料試験を実施し、企業のソリューション開発を支援している。
この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。
会員種別と特典
Circular Economy Hub Editorial Team
Circular Economy Hub 編集部です。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新ニュースから法規制動向、大企業やスタートアップ企業の取り組みなどを幅広くリサーチし、ニュースとしてお届けしています。