ベター・コットン（Better Cotton）は6月19日、今後1年以内に自らの基準をリジェネラティブ（環境再生型）基準へ移行する方針を発表した。同団体は、持続可能な綿花栽培を推進する世界最大級のイニシアチブであり、今回の移行により、環境保護と回復への取り組みを一層強化する。
この発表は、トルコのイズミルで開催された「ベター・コットン・カンファレンス2025」で行われた。近年、ファッション・アパレル業界では、サプライチェーン全体での環境負荷低減が強く求められている。その中で、土壌の健康を回復・向上させ、生物多様性を高め、水循環を改善することなどを通じて、農地生態系の再生を目指す「リジェネラティブ農業（環境再生型農業）」への注目が高まっている。
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綿花栽培イニシアチブBetter Cotton、今後1年以内にリジェネラティブ基準への移行を発表
