環境活動を展開する英Changing Markets Foundationがこのほど発表した調査で、大手ファッション企業がマイクロプラスチック汚染の原因になる合成繊維の使用を引き続き増加させていることが分かった。 ポリエステルなど化石燃料由来の素材は、安価でかつ多用途だが、有害なマイクロプラスチックを放出して大量の廃棄物と汚染の原因になっている。同団体は、ファッション業界の変革には合成繊維の使用制限に向けた規制強化が必要だと警告している。

調査はファッション企業50社を対象に行われ、ロンドンファッションウィークで発表された。いわゆるファストファッションを展開する特定の企業名を挙げて、合繊繊維の使用が増えている現状を明らかにしている。

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