ラテンアメリカとカリブ海のサーキュラーエコノミー連合はこのほど、同地域のサーキュラーエコノミーに関する共通ビジョン「Circular economy in Latin America and the Caribbean:a shared vision」を発表した。
同ビジョンは、サーキュラリティに基づく持続可能な経済発展という共通目標を達成するべく、政府・利害関係者・イニシアチブによる行動を促進することを目的とする。同地域の特徴と文化に合わせて調整され、リニア型モデルからの移行・新型コロナウイルス感染症蔓延からのレジリエントな回復・人々の包摂に焦点を当てた同ビジョンは、各国間の連携と協力を創出し、将来のプロジェクトを牽引するのに役立つとしている。サーキュラーエコノミーへの移行による地域の将来像を示した同ビジョンは、地域の数十人の政府関係者・国際機関・企業・学術機関の代表者の助言をもとに作成された。同ビジョンの概要は、以下のとおり。
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クリューガー量子
クリューガー量子(くりゅーがー りょうこ)ドイツ在住、ハイデルベルク市公認ガイド。土木工学を学び日本で土木技術者として働いた後、メキシコでスペイン語を習得、日西通訳として自動車関連企業で働く。2003年に渡独。専門分野:ドイツのサーキュラーエコノミー関連政策・企業動向、企業現地視察サポート、建設業界のサーキュラーエコノミー移行。個人ブログ:http://ameblo.jp/germanylife10/ 。(この人が書いた記事の一覧)