コスタリカはこのほど、ラテンアメリカ・カリブ海地域における「地域の経験と知識を用いた技術・科学組織の能力強化(CABUREK)」イニシアチブに基づき、ドイツ国立物理工学研究所が推進するQI4CEプロジェクトを開始した。QI4CEプロジェクトは、サーキュラーエコノミーと経済の品質基盤(QI)の統合を目指す。
同国家プロジェクトの目的は、ドイツ国立物理工学研究所の「CALIDENA」手法を適用し、プラスチック産業と政府に対してQIを通じてサーキュラーエコノミーを支援する国家基盤を構築することだ。2021年10月に開始され、2023年9月に終了予定のプロジェクトは、同国の認証機関(ECA)が主導し、コスタリカ計測研究所(LACOMET)とコスタリカ技術標準研究所(INTECO)が参加している。
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和田 麻美子
フランス留学中、モードの国と呼ばれる国の人達が、持ち物を長く大切に使い多くの買い物をしないことを知り、日本(特に東京)では常に新しいモノを求める暮らし方になっていたことに気づく。 趣味のハイキングを通じ、極力ごみを出さないように暮らすことや、豊かな自然を次世代につなぐことを意識するようになり、Own less, waste less, enjoy more を心がける日々。