ロート製薬株式会社は、アスクル株式会社が運営する一般消費者向け(BtoC)インターネット通販サービス「LOHACO」(ロハコ)内の売り場「LOHACO OUTLET」内にある商品の廃棄ロス削減を目的とした「Go Ethical(ゴーエシカル)」で、「肌ラボ 極潤プレミアムシリーズ」の取り扱いを11月11日から開始する。同シリーズが今年8月にリニューアル、返品となる旧品を販売していく。

一般用医薬品やスキンケア、食品などの製造販売を行う同社では、新商品、リニューアル品の発売に伴って発生する旧品や終売品の返品、廃棄ロスを課題としてきた。これまでも各取引先との協業で削減に向けた取り組みを行っており、今年7月にはアスクルの「Go Ethical」の理念に共感し、参画を開始。すでに日焼け止め「スキンアクア」シリーズや、ハンドクリーム「ハンドベール」シリーズを販売し、短期間で完売しているという。

LOHACOは“くらしをかるくする”をコンセプトに、仕事や家事に忙しい女性が日々の買い物や家事がラクに、そして買い回りが楽しくなるような売り場を展開している。中でもLOHACO OUTLETはスタート時から好評で、現在は目的・ジャンル別に3種の売り場「アウトレット」(毎日の必需品、掘り出し物)・「ビューティ」(コスメ・スキンケア商品)・「Premium」(“ちょっといいもの”やブランド品)を設け、常時30~80%割引価格で提供している。

単に安売りするセール会場ではなく、“プロダクト・ライフサイクル”を理想の形にすべく、商品入れ替え期には次期商品のマーケティングや購買に繋げるようなブランド価値を毀損しない手法で展開するため、消費者、メーカーの双方に支持されている。Go Ethicalは19年11月に商品の廃棄ロス削減を目的とした売り場としてオープン。「お買い得と社会課題の解決の両立」めざす取り組みとして認知されている。

ロート製薬では、今後の展望として、「環境問題の解決には当社一社では難しい」という前提のもと、今後もGo Ethicalを取り組みの一つとして基準や仕組みを構築しながら、より幅広い商品での販売を検討していく。

【参照リリース】肌ラボ®極潤プレミアム®シリーズ 廃棄ロス削減に対する取り組みを推進

※本記事は、ハーチ株式会社が運営する「HEDGE GUIDE」の転載記事です。