ベトナムでこのほど、改正環境保護法が施行された。同改正によりベトナム政府は、リサイクルを通じてメーカーと輸入業者の拡大生産者責任(EPR)を強化することを目指す。
現在ベトナムは、廃棄物に関するさまざまな課題を抱えている。ベトナム天然資源環境省によると、ホーチミン市では2020年に廃棄物が2017年比で15%増加した。最終処分場施設の7〜8割はオープンダンピングで不衛生な状態になっているとともに、海洋プラスチックの世界4位(※)の流出国とされている。
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クリューガー量子
クリューガー量子(くりゅーがー りょうこ)ドイツ在住、ハイデルベルク市公認ガイド。土木工学を学び日本で土木技術者として働いた後、メキシコでスペイン語を習得、日西通訳として自動車関連企業で働く。2003年に渡独。専門分野:ドイツのサーキュラーエコノミー関連政策・企業動向、企業現地視察サポート、建設業界のサーキュラーエコノミー移行。個人ブログ:http://ameblo.jp/germanylife10/ 。(この人が書いた記事の一覧)