カナダのファストフード・チェーンA&Wはこのほど、持続可能なカップ「ゼロ・カップ」を使用する実証プロジェクトを開始した。同プロジェクトはファストフードレストラン初の(A&W調べ)試みとなり、ゼロ・カップは3月14日からトロント市内の同社レストランで使用されている。
ゼロ・カップはプラスチックを含まず、100%堆肥およびリサイクル処理が可能だ。従来のカップのようにプラスチック蓋がついておらず、カップの一部が蓋の役割をする仕組みになっている。英Butterfly Cupが手掛けた同カップは紙のみで製造され、漏れ防止として水性コーティングが施されている。
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藤原 ゆかり
欧州在住フリーライター/リサーチャー。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。専門分野:EU環境政策・規制。イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。趣味は旅行と油絵。