非営利団体の米ReFEDとサーキュラーエコノミー専門の投資会社の米Closed Loop Partnersはこのほど、1億ドル規模の循環型食品ソリューション基金プラットフォームを創設した。
同プラットフォームは、ReFEDの食品廃棄物分野のソリューションに関する専門知識とClosed Loop Partnersの循環型経済分野の投資・イノベーション企業としての経験を活用し、食品廃棄物ソリューションの開発・拡大を目指す。カタリスト投資に重点を置き、米国の食品廃棄物を35%削減するためのソリューションを開発する組織・自治体・イノベーターに対して、民間や慈善団体による融資や支援を提供する。
ReFEDによると、食品廃棄物ソリューションへの民間投資は2011年以降78億ドルを超え、2021年は年間20億ドルと過去最高を記録した。しかし、2030年までに食品廃棄物を50%削減するという国内および国際的な目標を達成するには十分でなく、さらに多くの資金が必要であるとReFEDはみている。
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