ブロックチェーン技術によりサーキュラーエコノミーへの移行を支援する蘭のスタートアップCirculariseはこのほど、4組織と提携し、レアアース(希土類)の透明性とトレーサビリティの評価ソフトウェアを開発することを発表した。4組織は、電池開発の独BEC・水ソリューション事業を展開するデンマーク拠点の国際企業Grundfos・技術コンサルティングの英Minviro・国際レアアース工業協会(REIA)。
同プロジェクトは、レアアースを含む重要な原材料の調達過程における情報追跡を可能にし、サーキュラーエコノミーへの移行に貢献するべく、ブロックチェーン技術を用いて「レアアースサステナビリティ評価サーキュラーシステム(CSyARES)を3年間で構築することを目指す。欧州工科大学院(EIT)のイノベーションコミュニティであるEIT RawMaterialsが資金提供する。
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藤原 ゆかり
欧州在住フリーライター/リサーチャー。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。専門分野:EU環境政策・規制。イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。趣味は旅行と油絵。