米化学大手ダウは、リサイクル可能な歯磨きチューブの商品化に成功し、世界各地で店頭販売すると10月12日に発表した。同製品はアジア太平洋地域で開発・製造され、大手消費者ブランドで大量生産される。責任ある廃棄とリサイクル用のインフラが整備されたことで、使用済みチューブの埋立て処分量を削減できるとしている。
従来型の歯磨きチューブの廃棄量は、年間10万トンにのぼり、エッフェル塔10基分に相当するという。歯磨き粉は酸素や湿度の影響を受けやすく、メーカーは複数のプラスチックとアルミニウムを重ねたチューブを使用していたため、リサイクルは技術的に難しかった。
この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。
会員種別と特典
Circular Economy Hub Editorial Team
Circular Economy Hub 編集部です。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新ニュースから法規制動向、大企業やスタートアップ企業の取り組みなどを幅広くリサーチし、ニュースとしてお届けしています。