株式会社ECOMMITと神奈川県鎌倉市は2024年6月25日、資源循環サービス「PASSTO(パスト)」の市内設置推進に関する協定を6月12日に締結したと発表した。ECOMMIT社が運営する「PASSTO」は、不要品の回収、選別、再流通を通じて資源循環を促進するサービス。本事業協定により、鎌倉市は雑貨のリユースに関する活動促進と市民サービス向上の実証に取り組む。

鎌倉市役所や公共施設にPASSTOの回収ボックスを設置し、市民が雑貨のリユース活動を通して資源循環に参加しやすい環境を提供する。自治体による雑貨のリユースを目的としたPASSTOの設置は、全国で初だという。

鎌倉市は過去30年間で60%のごみ削減を行っており、今回の協定はさらなるごみの減量と資源化を目指すもの。ECOMMITは、全国7箇所に循環センターを持ち、トレーサビリティシステムを活用してリユース・リサイクルの透明性向上に取り組んでいる。

6月25日に鎌倉市役所内にPASSTOの設置を開始し、順次設置拠点を拡大予定。

【プレスリリース】全国初!鎌倉市が資源循環サービス「PASSTO(パスト)」の市内設置を推進
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(※画像の出典:株式会社ECOMMIT)