3月9日から13日にインドネシアの首都ジャカルタで開催されたセミナーやマッチングイベント「Economic Mission」で、オランダ発の「エコパークス」構想がインドネシアで発足すると発表された。オランダ政府が主導で進める廃棄物管理の「国際ビジネスパートナー(PIB)」プログラムに参画する企業や団体により発足されたものだ。これまで課題だったインドネシアの廃棄物管理において、各家庭が担う役割や廃棄システム関連機関との連携方法などを明確にし、統合的な廃棄物管理を可能にするねらいがある。

オランダ外国貿易・開発協力大臣のH.E.Sigrid Kaag氏はイベントのなかで、「サーキュラーエコノミーがインドネシアの進むべき道です」と述べた。

エコパークス構想の全容については、冊子とウェブサイト上で公開されている。

エコパークスの概要(エコパークスHPより)

廃棄物管理の国際ビジネスパートナー(PIB)自体は2019年に発足しており、今回のイベントのなかでオランダの廃棄物関連企業のAfvalzorg、AWECT、HYVA、LeapfrogやMetasusがサーキュラーエコノミーへの移行を目指すと表明した。エコパークス構想の発足と合わせて、廃棄・水・サーキュラーエコノミー分野で活躍する30社が統合廃棄管理のセミナーやビジネスマッチングに参加したり、インドネシア最大の埋立地バンタルグバンを訪れたりした。

その他にも、AWECTがインドネシア企業PT Bina Karya(Persero)とエコパークスに関する覚書きに署名、Afvalzorgがインドネシア企業Waste4Changeとアメリカミズアブの幼虫を用いた有機性廃棄物処理についての覚書を交わすなどした。

【参照記事】Launch of Netherlands “Ecoparks”: Green Initiative for Sustainable Waste Management