ノルウェーの先端シリコン系素材メーカーエルケム(Elkem ASA)は9月16日、高粘度シリコーンゴム(HCR)の革新的なメカニカルリサイクル技術の実証に成功したと発表した。これまで再利用が難しかった硬化済みのHCR廃棄物を資源として活用し、新たな配合に再導入できるもので、再生材の配合率は50%超を達成しながら、すぐれた機械特性を維持できるという。

エルケムはこの成果により、シリコーンゴムの再利用およびリサイクルの仕組みを拡大し、廃棄物と炭素排出量の削減に貢献するとしている。研究開発・サステナビリティリーダーのジョゼフィーヌ・ムンシュ(Joséphine Munsch) 氏は「2年にわたる開発の末、HCRのメカニカルリサイクル技術を実証できた。循環型経済への移行を加速させる現実的で科学的な解決策を提示するとともに、新たな産業用途の可能性も開いた」と述べた。

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