サーキュラーエコノミー（循環型経済モデル）の実現を目指すサイクラーズ株式会社が、リメイク家具ブランド「enloop®」（エンループ）を立ち上げた。2024年1月17日に商標登録を完了し、3月22日～24日の3 日間、東京都渋谷区代官山町の「CANVAS TOKYO」でローンチイベントを開催する。
サイクラーズ社は、金属スクラップや産廃物の処理業を行う東港金属株式会社を中核とする東港金属グループ（現、サイクラーズグループ）が、2020年9月にホールディングス体制へ移行する際に設立された。グループ傘下には、東港金属社の他、産業廃棄物・一般廃棄物の収集運搬業を担うTML株式会社、鉄鋼、ステンレス、プラスチック、アルミニウム、非鉄金属製品の加工処理を行うトライメタルズ株式会社、インターネットサービスの開発とリサイクルプラットフォームの運営を行うトライシクル株式会社などがある。
同社の新規事業である「enloop®」は、廃棄予定の家具をデザインの力でリメイクし、新たな価値を与え、ムダをなくす社会を作ることをコンセプトに立ち上げられた。トライシクル社を通じて入荷したリユース、または廃棄予定の家具をデザインを通して家具本来の味を活かしつつ、新たな価値を与える。大量生産型の家具と一線を画す「Re:MAKE家具」へのアップサイクルに取り組むという。
ブランド名には「モノを通じてひとりひとりの人生に寄り添い、その縁をたいせつに紡いでいく」という思いが込められている。ブランドリリース前にオープンした2回のポップアップストアでも好評価を得たようだ。
ローンチイベントでは、「めぐる家具が、あなたの暮らしをよりよくする」をテーマに、インダストリアルとモダンポップなインテリアという2つのテーマを混在させた空間を展開予定。芸術と家具が融合し、洗練された空間をデザインするという。
収納家具・テーブル・チェア・雑貨などが出展され、会場ではカフェスペースも設けられる。「Re:MAKE家具」を使いながら、コーヒーブレイクを楽しめる空間になる予定だ。
【プレスリリース】サイクラーズ、廃棄予定家具のリメイクブランド『enloop ® 』（エンループ）始動
【参照記事】enloop®公式ホームページ
【参照記事】サイクラーズ株式会社公式ホームページ
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（※画像の出典：サイクラーズ株式会社）
