公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は8月6日、リユースマッチングサイト「万博サーキュラーマーケット ミャク市!」の運営を開始する。リユースマッチング事業の協賛者は、8月6日時点で計10者に増加。新たに大和物流株式会社、TREホールディングス株式会社、日本通運株式会社の3者が加わった。

本サービスは、「持続可能な大阪・関西万博開催に向けた行動計画」の一環として位置づけられており、万博会場における施設・建材・設備・備品等の移設およびリユースを推進することを目的としている。

ミャク市!の構成は、「施設等の移築」、「建材・設備のリユース」、「什器・備品のリユース」の3サイト。まずは8月6日から、一部のパビリオン・施設などについて移築やリユース希望者の参加を受け付ける。移築計画のヒアリングや公募等を通じて譲渡先が選定され、リユース対象の施設やパビリオンは今後順次追加される予定だ。

「建材・設備のリユース」や「什器・備品のリユース」のサイトは、2025年1月以降に運営開始予定。ミャク市!上のWeb入札システムを通じて譲渡先を決定する。

リユースマッチング事業に、以下の10者が協賛している(8月6日時点)。

  • 石坂産業株式会社
  • 株式会社JEMS
  • 大栄環境株式会社
  • 大和ハウス工業株式会社
  • 大和物流株式会社
  • TREホールディングス株式会社
  • 日本通運株式会社
  • 株式会社浜屋
  • みずほリース株式会社
  • メイナーズジャパン株式会社

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、未来社会ショーケース事業「グリーン万博」の一環としてミャク市!を展開する。関係者や企業が協力し、持続可能な社会の構築に向けた具体的な取り組みが期待される。

【プレスリリース】リユースマッチングサイト「万博サーキュラーマーケット ミャク市!」サービス開始
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(※画像の出典:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会)