AIを活用した廃棄物分析のグローバルリーダーであるGreyparrotは6月24日、ブランドが自社製品の包装材に関するリサイクルデータを直接入手できる、世界初のAI廃棄物インテリジェンスプラットフォーム「Deepnest」を発表した。製品が廃棄物になった後にどうなるかは、これまで多くの業界にとって知識のギャップとなっていたが、。同プラットフォームはこのギャップを埋めることを目指す。Unilever、アサヒ、Amcorなどが、より持続可能な包装を設計するために初期トライアルに参加している。
リサイクル可能な素材は、ビジネスの成長と環境負荷低減の両面で大きな機会を提供するが、多くのブランドはその潜在能力を十分に活用できていない。生産者が自社製品の使用後の回収・リサイクルまで責任を負う制度である「EPR(拡大生産者責任)」の導入拡大などを背景に、包装の循環性向上は喫緊の課題となっている。

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UnileverやAsahiも試用。Greyparrot、AIで包装の循環性を高めるデータプラットフォーム「Deepnest」を提供
Circular Economy Hub Editorial Team
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