決済・金融、セキュリティ分野でシステム開発・保守を行う株式会社インテリジェントウェイブは1月13日、環境保全に係る取り組みの一環として、不要機器の廃棄処理を通じて子供たちの教育支援を行うピープルポート株式会社の「こども支援プロジェクト」に参加したと発表した。
日本には3億台以上の電子機器が眠っていると言われ、そのほとんどがごみとして処理される。インテリジェントウェイブ社でも、サービスの提供や社会インフラの安定的な稼働を維持するため、業務で利用する電子機器を複数年に一度入れ替え、そのたびに廃棄処理を行っていた。
今回、入れ替えで不要になったデスクトップPC、ノートPC、モニター、サーバー、HDD/SDDなど651台の電子機器を処分するにあたり、電子機器のリユース・リサイクルを行っているピープルポート社のプロジェクトに参加することを決めたという。
回収した電子機器のリユース・リサイクルによって、回収台数・種類に応じた一定額が子供たちの教育資金にあてられる。また、廃棄処理の過程は、日本で難民申請中の人たちが担っていることから、難民の雇用機会の創出にも貢献できる仕組みだ。
インテリジェントウェイブ社は、重要性の高いESG(環境、社会、企業統治)課題として掲げた人的資本や社会資本の課題解決と並行して、環境保全に係る当社の方針および目標を設定。これらの達成に向けて取り組んでいく体制や仕組み「環境マネジメントシステム(EMS)」の導入を計画中。「今後も自社および社会の持続可能性を高めるため、環境問題をはじめとするサステナビリティ課題への取り組みを行っていく」としている。
インテリジェントウェイブ社は、ペイメント決済システムにおけるオンラインネットワーク基盤のシステム構築を中心に、証券市場向け超高速株価情報システムなど、金融業界向けの大量データをリアルタイムかつ正確に処理するシステムの開発・構築・保守を手がけ、国内における高いシェアを獲得。2019年から東京証券取引所市場第一部に上場している。
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※本記事は、ハーチ株式会社が運営する金融投資メディア「HEDGE GUIDE」の「IWI、ピープルポート「こども支援PJ」に参加。不要なPC等の寄付で環境保全・難民支援・教育支援に貢献」より転載された記事です。