独ハンブルクを拠点とする小売大手のTchiboは6月16日、サーキュラースタートアップのkoorviと協業し、全自動コーヒーマシンを対象としたデジタル完結型の回収・再販プログラムを開始したと発表した。ブランドが自ら製品の二次流通を管理することで、製品ライフサイクルの延長と新たな価値創造を目指す。
このプログラムでは、顧客が使用済みのTchibo製コーヒーマシンを同社のオンラインショップで返却すると、見返りとしてバウチャーを受け取れる。回収されたマシンは専門的な再生(リファービッシュ)を経て、再び市場で販売される。これにより、新たな製品を生産することなく循環型の製品フローを確立し、マーケティングの新たな機会を創出する。

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Circular Economy Hub Editorial Team
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