三菱化工機株式会社は6月15日、川崎市と「川崎市における循環型社会の実現に関する連携協定」を締結したと発表した。未利用資源や副産物の資源化、地域資源を活用した商品開発、人材・技術交流などを通じて、サーキュラーエコノミー型産業の振興と資源・エネルギー循環の促進を目指す。
協定では、三菱化工機が持つ環境対応技術や創エネルギー技術、川崎市が有する施設やネットワークなど、双方の資源や知見を活用しながら連携を進める。川崎市が推進する「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」と、三菱化工機グループの「2050経営ビジョン」の実現に向けた取り組みの一環となる。
連携事項としては、川崎市内で発生する未利用資源や事業活動由来の副産物の資源化、地域内での利活用促進、地域資源を活用したオリジナルブランド商品の開発、人材育成や技術交流などを掲げている。また、サーキュラーエコノミー型産業の発展や資源・エネルギー循環の推進に必要な施策についても協力して取り組む。
三菱化工機は2025年7月から、環境対応技術や創エネルギー技術を活用した「MKKプロジェクト」を展開している。川崎市や地域企業と連携し、脱炭素化に向けた実証実験や新たなビジネスモデルの構築を進めてきた。
同プロジェクトでは、川崎市幸区のカワサキ文化公園で水素吸蔵合金・燃料電池一体型システムの実証を実施。市内で製造した水素を活用し、照明やイベント用途への展開を検証することで、水素エネルギーの地産地消モデルの構築を目指している。
また、食品ロスなどの産業廃棄物を地域資源として活用する地域循環モデルの実証にも取り組む。廃棄物の堆肥化や農作物の栽培、地域ブランド商品の開発などを通じて、地域経済の活性化と脱炭素化の両立を図る考えだ。
今後は、未利用資源の資源化から商品開発、人材・技術交流までを一体的に進めることで、地域内で資源価値を循環させる仕組みづくりを推進するとしている。
【プレスリリース】三菱化工機と川崎市が「川崎市における循環型社会の実現に関する連携協定」を締結
【プレスリリース】三菱化工機株式会社と循環型社会の実現 に関する連携協定を締結しました
【参照記事】脱炭素戦略「かわさきカーボンゼロチャレンジ2050」策定
【参照記事】三菱化工機グループ2050経営ビジョン
【関連記事】三菱化工機、循環型社会を目指す新プロジェクト「MKK PROJECT」を発足。DeNAや上智大学と連携





