米国プラスチック協定はこのほど、インパクトレポート（2023-2024年）を発表し、プラスチックの資源循環が進展していることを明らかにした。レポートでは、同協定の目標達成にコミットしている企業、政府機関、非営利団体、公共団体などのアクティベーター135団体が成果を上げていると強調した。今後もプラスチックの持続可能性における複雑な課題に取り組むために、産業界、政府、消費者間の強力な連携の必要性があると提言している。
同協定は、エレン・マッカーサー財団のネットワークとして設立されたコンソーシアムで、NGOの世界自然保護基金やNPOの米リサイクルパートナーシップと提携している。企業や非営利団体、研究機関、政府と協力して、プラスチックの設計、使用、リユースの方法を再考し、米国におけるプラスチック包装の循環経済実現を目指している。
今回のレポートで進展が見られたプラスチックの資源循環は、具体的には次のとおりである。
