ハーチ株式会社は3月6日、株式会社カマンおよび株式会社Woo-By.Styleと共同で、規格外野菜を使った地産地消弁当をリユース容器でテイクアウトする実証実験を横浜で開始した。

同実証実験は、地産地消・フードロス削減・リユース容器のシェアリングを組み合わせ、食料輸送による環境負荷・食品廃棄物・使い捨てプラスチック廃棄物を削減して温室効果ガス排出低減に貢献することを目指す。地域住民が「おいしく」「楽しく」サーキュラーエコノミーに参加できる仕組みの構築も目的としている。同実証は、横浜市と横浜未来機構の協働事業である「スタートアップ社会実装推進事業」の採択プロジェクトで、横浜未来機構が伴走して社会実装加速を促す。

実証実験の概要は、以下のとおり。

  • 実証実験名:YOKOHAMA CIRCULAR TAKEOUT(ヨコハマ・サーキュラー・テイクアウト)
  • 実施期間:3月6日(月)~3月10日(金)16:00〜20:00
  • 実施場所:星天qlay内 無印良品500(相鉄本線「星川駅」改札前)
  • 住所:〒240-0006 神奈川県 横浜市保土ケ谷区星川1丁目1番1号星天qlay2階
  • 提供数:限定30食日/日
  • 提供内容:横浜の規格外野菜を使った弁当とスープ

今後、実証結果を踏まえてメニュー開発と容器シェアリングサービス改善を進め、横浜市内全域におけるマルシェ・飲食店への「YOKOHAMA CIRCULAR TAKEOUT」の導入拡大を目指す。同取り組みにおける想定温室効果ガス削減効果の可視化にも取り組んでいきたい考えだ。

星天qlay内・夕方マルシェの様子

ハーチ株式会社

ハーチ株式会社は、横浜市でサーキュラーエコノミー推進プラットフォーム「Circular Yokohama(サーキュラー・ヨコハマ)」を運営している。Circular Yokohamaは、横浜市内の企業・教育機関・NPOなどと連携して、サーキュラーエコノミーに関わるさまざまなプロジェクトを展開中。2023年2月2日から3月31日まで、星天qlay内「qlaytion gallery」にて横浜発・循環を楽しむ移動式ミュージアム「YOKOHAMA CIRCULAR DESIGN MUSEUM」を開催している。

株式会社カマン

リユース可能なテイクアウト容器のシェアリングサービス「Megloo(メグルー)」を展開。地域共通のリユース容器をシェアすることで、テイクアウト時の使い捨て容器と飲食店のテイクアウト容器コストを削減する。現在、神奈川県鎌倉市と東京都渋谷区をはじめ、全国各地の飲食店やマルシェなどでの実証実験・導入を進めている。2022年11月、Alliance to End Plastic Waste(廃棄プラスチックを無くす国際アライアンス)は、株式会社カマンへの事業拡大支援資金と技術的知見の提供を発表した。

株式会社Woo-By.Style

株式会社カルサイトと共同事業「ホームタウンフェスプロジェクト」を実施している。同プロジェクトは、横浜市内を中心に各地で地産地消・フードロス・共生社会をテーマとする地域循環型マルシェ「夕方マルシェ」を主催。帰宅中の通勤客を対象に、賞味期限・消費期限が近い食品や規格外の食品を販売中だ。地産地消の新鮮な野菜や、育児や介護をしながら、もしくは闘病・障害などを抱えて仕事をする人の手作り製品も販売している。横浜市におけるサーキュラーエコノミー移行と食品ロス削減、生産者と消費者のつながり強化を目指している。

【プレスリリース】【Circular Yokohama】横浜の地産地消弁当をリユース容器でテイクアウトする「YOKOHAMA CIRCULAR TAKEOUT」の実証実験を横浜・星天qlayで実施
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*冒頭の画像は、Meglooのリユース容器(出典:ハーチ株式会社)