欧州議会は6月18日、自動車のライフサイクル全体を対象とする新たなELV規則を承認した。採決結果は賛成437、反対112、棄権20だった。

新規則は、車両の設計から使用済み車両の処理までを対象とし、自動車産業の循環型モデルへの移行を後押しするものだ。新車における再生材利用、部品の再使用・リサイクルを前提とした設計、使用済み車両の回収・処理に関する生産者責任、走行不能車両の輸出禁止などが盛り込まれている。

欧州議会の発表によると、EU域内では2023年に1,480万台の自動車が製造され、1,240万台が新たに登録された。EUの道路上には2億8,560万台の自動車があり、毎年約650万台が寿命を迎えている。自動車産業は多くの資源を使用する一方、使用済み車両から回収される部品や素材を再び生産に戻すには、設計段階から解体・再資源化までを見据えた仕組みが必要となる。

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