フィリピン国家プラスチック行動パートナーシップ(NPAP Philippines)は10月29日、プラスチック汚染の削減とサーキュラーエコノミーへの移行を加速するための「国家プラスチック行動ロードマップ」草案を検証し、内容を具体化するパブリックコンサルテーション(意見公募)を実施した。環境天然資源省(DENR)が主導したもので、政府、企業、市民社会、学術機関などから約100名が参加した。
今回の協議は、同国で深刻化するプラスチックごみ問題を踏まえて行われた。世界銀行の2021年調査によると、フィリピンでは年間270万トンのプラスチック廃棄物が発生し、その20%が海洋に流出している。こうした状況を受け、政府は廃棄物管理の改善だけでなく、資源が循環する経済への転換を国家課題として位置づけている。




