コンサルティング大手のアクセンチュアと世界経済フォーラム(WEF)は、自動車部門におけるサーキュラーエコノミーを実現することで、自動車のライフサイクル全体の炭素排出を2030年までに75%削減することができると発表した。
これは、アクセンチュアとWEFおよびWBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)が共同で行った調査結果に基づくもので、自動車業界によるサーキュラーエコノミー移行へのガイダンスとして作成された。レポートは、現在加速する自動車業界の電化をサーキュラーエコノミーの推進と一体化させることにより、2030年までに1マイル(約1.6km)/炭素排出を75%・非循環型資源の消費を80%まで削減できると結論付けている。
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藤原 ゆかり
欧州在住フリーライター/リサーチャー。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。専門分野:EU環境政策・規制。イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。趣味は旅行と油絵。