Circular Economy Hubでは2021年4月27日よりサーキュラーエコノミーが各業界や領域に広がる未来像を学んでいただけるオンライン学習プログラム「Circular X(サーキュラーエックス)」シリーズを毎月開催します。
Circular X 開催の主旨と背景
2020年はサーキュラーエコノミー(循環型経済)という言葉が日本で定着し始めた「サーキュラーエコノミー元年」ともいえる一年でした。2021年は日本政府が表明した脱炭素に向けた取り組みと相まって、日本でもサーキュラーエコノミーがさまざまな業界や領域で、より具体的な形で加速していくと考えられます。サーキュラーエコノミーが広がる社会はどのように変化するのか、具体的に進めるにあたって考えるべきことは何か――。Circular Economy Hub 編集部からのインプットと各業界・領域のフロントランナーの皆さまの知見とを掛け合わせながら、ご参加いただく皆さまとともにサーキュラーエコノミーを深める化学反応を起こしていくことを目的としています。
各回テーマ(原則、毎月下旬の火曜日19:00-21:00)※各回終了後、アーカイブ販売を行っております。詳細は各回リンクをご参照ください。
2021年
- 第1回:4月27日(火)「サーキュラーエコノミーの本質を問う」(アーカイブ動画販売中)
- 第2回:5月25日(火)「サーキュラーエコノミーと自治体」(アーカイブ動画販売中)
- 第3回:6月22日(火)「サーキュラーエコノミーとファイナンス」
- 第4回:7月27日(火)「サーキュラーエコノミーとDX」
- 第5回:8月24日(火)「サーキュラーエコノミーとファッション」(アーカイブ動画販売中)
- 第6回:9月28日(火)「サーキュラーエコノミーとコミュニティ」
- 第7回:10月26日(火)「サーキュラーエコノミーと食」
- 第8回:11月16日(火)「サーキュラーエコノミーと建設」
- 第9回:12月21日(火)「サーキュラーエコノミーとPaaS」(アーカイブ動画販売中)
2022年
- 第10回:1月25日(火)「サーキュラーエコノミーと人材」(アーカイブ動画(販売中)
- 第11回:2月22日(火)「サーキュラーエコノミーとマーケティング」
- 第12回:3月22日(火)「サーキュラーエコノミーとイベント」(アーカイブ動画販売中)
- 「Imagine Circularity 日本語版リリース記念:4つの類型から探るサーキュラーエコノミーの本質」(アーカイブ動画(販売中)
- 第13回:5月31日(火)「サーキュラーエコノミーとプラスチック」
*第5回までの詳細プログラムは本記事後半へ
参加対象
- サーキュラーエコノミーの基礎について学びたい方
- サーキュラーエコノミーの概念をおさらいしたい方
- 所属組織内でサーキュラーエコノミーを推進する立場にある方
- サーキュラーエコノミーに関する新事業を立ち上げたい方
- サーキュラーエコノミーに取り組む方々とのネットワークづくりをしたい方
- 上記に関わらず、サーキュラーエコノミーに関心のある方ならどなたでも
プログラムを通じた到達イメージ
- サーキュラーエコノミー実装に向けて、自組織で推進する準備をする
- 国内外のサーキュラーエコノミー動向について理解を深める
- サーキュラーエコノミー推進に向けてのネットワークを築く
当日の流れ(初回を除く)
- 19:00~:オープニング(5分)
- 19:05~:Circular Economy Hubメンバーによる解説(10分)
- 19:15~:ゲストスピーカー①(30分)
- 19:45〜:ゲストスピーカー②(30分)
- 20:15~:質疑応答/パネルディスカッション(30分)
- 20:45~:ブレイクアウトルームによるネットワーキング(15分)
※当日の進行に応じて、必ずしも上記のスケジュールとならない場合がございます。
会場
オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」を利用)
定員
各回30名(先着順)
申込URL
こちらのPeatixページにてお申込みください。
参加費用(各回)
一般(各回):3,000円(税込)
会員(各回):無料
Circular Economy Hub 会員システムはこちらをご参照ください(5月31日までの特典あり)。Circular Economy Hub 会員は、会員登録後に送付するクーポンコードを入力いただき、チケット(無料)を入手ください。なお、クーポンコードは、本ページの最下部に表示しております。(会員のみ閲覧可)
主催
Circular Economy Hub (ハーチ株式会社運営)
第5回までのプログラム詳細(随時更新予定)
第1回:4月27日(火)19:00-21:00「サーキュラーエコノミーの本質を問う」(アーカイブ動画販売中)
2020年、日本ではサーキュラーエコノミーへの注目度が急速に高まりました。一方、サーキュラーエコノミーを政策の中心に据えて取り組んできた欧州では、移行に伴う課題がすでに様々な形で指摘されています。第1回では、こうした最新の議論を踏まえながら、移行を本格的に進めていくにあたって理解しておきたいサーキュラーエコノミーの基礎を徹底的に掘り下げて議論します。第1回のみ、サーキュラーエコノミーをウォッチし続けているCircular Economy Hub 編集部よりお届けします。詳細はこちら(こちらのイベントは終了いたしましたが、アーカイブ動画を販売しております)
スピーカー:Circular Economy Hub 編集部
第2回:5月25日(火)19:00-21:00「サーキュラーエコノミーと自治体」
2020年5月に経済産業省から「循環経済ビジョン2020」が公表され、長年にわたって実施されてきた3R(リユース、リデュース、リサイクル)からサーキュラーエコノミーへの発展的転換を目指すことになりました。これを受けて、日本でも循環型のまちづくりを目指す動きが各自治体で始まっています。第2回では地域に焦点を当てて、鹿児島県大崎町と鹿児島県薩摩川内市の担当者、および九州大学芸術工学研究院の稲村助教にご登壇いただき、循環型まちづくりのヒントを探ります。
ゲストスピーカー①
中村健児(一般社団法人大崎町SDGs推進協議会)
一般社団法人大崎町SDGs推進協議会(大崎町役場 企画調整課より出向)
大崎町生まれ。平成8年に北九州大学を卒業後、鹿児島市の民間企業に勤務。その後、平成10年に大崎町役場に入庁。教育委員会、企画財政課、総務課を経て、平成26年度に企画調整課に配属され、令和2年度からSDGsに関する業務に携わり、令和3年4月からは同年3月に設立された一般社団法人大崎町SDGs推進協議会に出向し、事務局長を務める。
ゲストスピーカー②
古川英利(鹿児島県薩摩川内市企画政策部長) 氏
1964年生まれ。近畿大学理工学部卒業。鹿児島大学大学院人文社会科学研究科博士前期課程修了。1987年4月川内市(当時)入庁。薩摩川内市総務部秘書室長、商工観光部長等を経て2021年4月より現職。
ゲストスピーカー③
稲村徳州(九州大学芸術工学研究院 助教) 氏
2012年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート大学院大学スクールオブデザイン、インペリアル・カレッジ・ロンドン工学部イノベーションデザインエンジニアリング科・ジョイントダブルマスター・修士。オークランド大学バイオエンジニアリングインスティテュート・プロジェクトエンジニアなどを経て、2017年より現職。専門は、デザインエンジニアリング。学際的なアプローチからイノベーションを起こす仕組みの研究、国際的な連携を通じて、サステナブルな価値を生み出す教育・研究プロジェクトに注力している。近年の研究はポスト人間中心デザインの模索に集中している。
第3回:6月22日(火)19:00-21:00「サーキュラーエコノミーとファイナンス」
ESG投資の広がりとともに、「Environment(環境)」への投資としてサーキュラーエコノミ―に取り組む企業を組み入れたファンドなど、サーキュラーエコノミーへの投資に注目が集まっています。サーキュラーエコノミーの実現に欠かせない金融の役割や最新動向について、「サーキュラー・エコノミーに係るサステナブル・ファイナンス促進のための開示・対話ガイダンス」を公表した経済産業省、ならびに金融の現場の見方をご紹介します。
ゲストスピーカー①
横手 広樹 氏(経済産業省 産業技術環境局 資源循環経済課長)
平成15年3月京都大学院工学研究科機械工学専攻修了。
平成15年4月経済産業省入省(製造産業局参事官室)。
商務・サービスグループ生物化学産業課や、産業保安グループ保安課政策企画委員等を経て、令和元年7月産業技術環境局資源循環経済課長に就任。
ゲストスピーカー②
河邉 隆宏 氏(野村アセットマネジメント株式会社 アドバイザリー運用部 部長)
平成13年3月、慶應義塾大学経済学部 卒業
平成13年4月、野村アセットマネジメント株式会社 入社(エクイティトレーディング室)
アドバイザリー運用室、株式運用部、プロダクト・マーケティング部、投資信託営業統括部、投資信託営業企画部等、資産運用サービスにおける運用から営業までの業務経験を経て、平成30年4月にアドバイザリー運用部長に就任。
第4回:7月27日(火)19:00-21:00 「サーキュラーエコノミーとDX」
素材や製品のサーキュラリティの測定やPaaSモデルへの移行など、サーキュラーエコノミーの実現に欠かせないのがDX(デジタル・トランスフォーメーション)です。「デジタル技術の行く先はサーキュラーエコノミー」といわれるように、デジタル技術はサーキュラーエコノミー移行における促進剤として位置付けられています。この回では、DXを促進する企業よりお話をいただく予定です。
丸紅株式会社、株式会社フィリップス・ジャパン
第5回:8月24日(火)19:00-21:00 「サーキュラーエコノミーとファッション」
サーキュラーエコノミ―推進のカギを握るファッション業界。第5回は、全製品ライフサイクルで循環型取り組みを進めるH&M(エイチ・アンド・エム ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン)の山浦誉史氏と、AI衣服デザインシステム「Algorithmic Couture(アルゴリズミック・クチュール)」で製造段階の廃棄物削減に取り組むSynfluxの川崎和也氏にご登壇いただきます。ファッションの製品ライフサイクル全体における循環化について包括的に学べる回となっています。
ゲストスピーカー①
山浦 誉史 氏(エイチ・アンド・エム ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン株式会社 CSR/サステナビリティ・コーディネーター)
2009年5月 サンフランシスコ音楽学校大学院卒業
2011年3月 エイチ・アンド・エム ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン株式会社入社後、セー ルスアドバイザー、フロアマネージャー、ストアマネージャーを経て18年4月より現職。CSR/ サステナビリティ・コーディネーターとして、サステナビリティに関して社内外に情報発信を行う。
ゲストスピーカー②
1991年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科エクスデザインプログラム修士課程修了(デザイン)、現在同後期博士課程。バイオマテリアルの可能性を模索する「Biological Tailor-Made」(2017-)、機械学習アルゴリズムを応用したデザインシステム「Algorithmic Couture」(2018-)、人工と自然の新たなハイブリッドを前提とした異形のデジタル表現を追求する「AUBIK」(2020, HATRAとの共作)「XENON」(2020)、SF作家と共同制作したデザインフィクション「全滅する気がないなら、交雑せよ」(2019)「表参道絹行」(2019)など、身体や衣服、素材にまつわる思索的な創造性を探求する実践を行う。
9月以降のテーマ:
第6回:9月28日(火)「サーキュラーエコノミーとコミュニティ」
第7回:10月26日(火)「サーキュラーエコノミーと食」
第8回:11月16日(火)「サーキュラーエコノミーと建設」
第9回:12月21日(火)「サーキュラーエコノミーとPaaS」
第10回:1月25日(火)「サーキュラーエコノミーと人材」
第11回:2月22日(火)「サーキュラーエコノミーとマーケティング」
第12回:3月22日(火)「サーキュラーエコノミーとイベント」
注意事項
- 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。
- 会場は18時45分を予定しております。
- Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をお勧めします。
- 講義の時間にはマイクをミュートにさせていただきます。
- 当日はブレイクアウトルームで参加者同士の交流の時間を少々設けております。
- 後日、Circular Economy Hubにて各回のレポートを掲載予定です。プログラム開催中の写真を公開する場合がございます。写真NGの場合、ネットワーキング時間以外はカメラオフにてご参加ください。
- イベントの内容は録画させていただき、後日申し込みいただいた皆様にアーカイブ動画の限定配信を行う予定です。予めご了承ください。
- お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。当日ご参加いただけなかった場合にも後日アーカイブ動画をお送りいたします。
- Circular Economy Hub会員は、クーポンコードを入力いただき、無料チケットを入手ください。非会員は有料(3,000円,税込)のチケットをお申し込みください。
- 各スピーカーは事情により変更になる場合がございます。
- 領収書についてはPeatix内のこちらをご参照ください。
主催
Circular Economy Hub:
Circular Economy Hub は、ハーチ株式会社が運営するサーキュラーエコノミーの推進を目的としたオンラインプラットフォームです。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例、洞察、イベント・ワークショップ、体験プログラム、ネットワーキング、マッチングなどを通じてサーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体の皆様を支援します。
URL:https://cehub.jp
ハーチ株式会社:
Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)をコンセプトにウェブメディアを事業を展開。世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」では2019年に欧州6ヶ国(オランダ・イギリス・フランス・ドイツ・ノルウェー・フィンランド)でサーキュラーエコノミーに取り組む企業・団体50社以上の取材を実施。欧州の先進的な事例を基に日本でもサーキュラーエコノミーの推進を加速したいと考え、2020年3月に「Circular Economy Hub」をローンチ。現在は神奈川県横浜市で「Circular Yokohama」も展開中。
URL:https://harch.jp
Circular X 会員向け無料クーポンコード
読者会員・コミュニティ会員の方は、下記クーポンコードを利用することで、Circular X に無料で参加可能です。
この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。