英ケンブリッジ大学のサステナビリティ・リーダーシップ研究所(CISL)率いる企業グループCorporate Leaders Group(CLG)の欧州支部「CLG Europe」と独ヴッパータール研究所はこのほど、EUで審議中の重要原材料法案(CRMA)について、改善するための提言をまとめた報告書を発表した。
デジタルやグリーン経済への移行を背景に、レアアースやリチウムなど重要原材料(CRM)の需要が世界全体で急速に拡大するなか、リサイクル率の向上だけでは需要を満たせなくなると指摘。製品のリユースや耐久性、修理・リサイクル可能性の向上などの包括的な循環型ソリューションを取り入れることで、CRMをより長く使用して需要を削減し、供給の安定性を高められると訴えている。

この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。
会員種別と特典
デハーン 英利子
時事通信社を経て2019年よりフリーランス記者。環境や農業に関する記事を中心に執筆。趣味は温泉旅行とグルメ探索。
Related posts
今後のイベント
ニュースレター登録
サーキュラーエコノミーに関する最新情報をお届けします。
SNSでフォローする