仏ルノー・トラックスはこのほど、使用済みトラックを解体してリサイクルし、スペア部品をリユースする専用工場をリヨン ヴェニシューの製造施設に開設すると発表した。
同工場の開設にあたっては、自動車リサイクルのサービスを提供する仏Indra Automobile Recyclingおよびフランス環境エネルギー管理庁(ADEME)と共同で、実現可能性調査を実施した。同工場と中古スペア部品の概要について、ルノー・トラックスは以下を公表した。
工場の延べ床面積は3000平方メートルで、物流センターからほど近い場所に建設される。走行距離の長いルノー・トラックス中古車両とリユースできる可能性が高い部品を取り扱う。ルノー・トラックスの車両と部品は、走行距離150万km以上でも耐久性を持つよう設計されている。
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クリューガー量子
クリューガー量子(くりゅーがー りょうこ)ドイツ在住、ハイデルベルク市公認ガイド。土木工学を学び日本で土木技術者として働いた後、メキシコでスペイン語を習得、日西通訳として自動車関連企業で働く。2003年に渡独。専門分野:ドイツのサーキュラーエコノミー関連政策・企業動向、企業現地視察サポート、建設業界のサーキュラーエコノミー移行。個人ブログ:http://ameblo.jp/germanylife10/ 。(この人が書いた記事の一覧)