株式会社ファミリーマートは、プラスチック使用量の削減を目的に、店頭でのプラスチック製スプーン、フォーク、ストローなど6品目を、1月29日から全国の直営店舗約100店で有料化する。今回の有料化によってプラスチック使用量が年間で約4トン削減され、さらに全国の店舗に拡大された場合、年間約715トン削減されると、同社は見込む。

2020年2月、同社は環境に関する中長期的目標「ファミマecoビジョン2050」を策定。持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年および2050年に向けた中長期目標を設定し、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマを掲げた。

プラスチック対策については、オリジナル商品の環境配慮型包材・容器の使用割合を、2030年に60%、2050年までに100%化を目指している。植物を原料にしたバイオマスプラスチックや再生PETを容器・包材に配合するなど、環境配慮型素材への置き換えを進めている。

「ファミマecoビジョン2050」の目標

同社は2021年9月、全国の店舗で提供しているスプーンを、持ち手部分に穴の開いた軽量化デザインに変更。2022年10月からは全国の店舗で、店頭でのプラスチック製フォークの提供を原則、取りやめていた。

今回のスプーン、フォーク、ストロー有料化の実施で、プラスチック削減をさらに加速させる考えだ。価格帯は、スプーン各種が4円~6円、フォークが6円、ストロー各種が4円の予定。利用客の意見や店舗オペレーションを検証し、全国の店舗への拡大も検討していく。

【プレスリリース】プラスチック削減の取り組み スプーン・フォーク・ストロー有料化を2024年1月29日(月)から一部店舗にて先行開始
【参照記事】ファミマecoビジョン2050(環境の中長期目標)
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※画像の出展:株式会社ファミリーマート