ハーチ株式会社は12月2日、株式会社NTTデータ、株式会社相鉄アーバンクリエイツ(以下、SUC)、相鉄ビルマネジメント(以下、SBM)、ヨコハマSDGsデザインセンター(以下、YSDC)、及び、国立大学法人横浜国立大学と、11月15日に「星天qlay(ホシテンクレイ)」(相鉄線天王町駅から星川駅間の高架下施設)で、デジタル技術を活用したサステナブル・アクションを創発する実証実験を開始したと発表した。
この取り組みは、星天qlay開業に伴い2023年2月に実施された「まちづくりアプリ」実証実験の第2弾。アプリやNFTなどのデジタル技術を活用することで、市民が楽しみながらサステナブル・アクションに参加できる環境を作り、地域のサーキュラーエコノミーの実現と住民のウェルビーイングを向上させることを目的としている。
本実証実験では、NTTデータが提供するデジタルプラットフォーム「fowald(フォワルド)」を活用。デジタルアプリを導入し、参加者のサステナブル・アクションを可視化し定量的・定性的にアクションを測定する。また、社会貢献活動証明NFT・SBTを用いて社会貢献活動証明の発行を行い、就職活動時などへの活用ニーズを検証するなど、学生・地域住民の自己実現を支援する仕組み作りに取り組む。
実証実験は、2024年11月15日から2025年1月31日までの期間中、星天qlay周辺で実施される。企業や自治体が、生活者と一緒に取り組みたいテーマを「クエスト」としてfowald上に公開。生活者は共感したテーマに参加し、リアルなアクションをプラットフォーム上に記録する。
SUCとSBMは実証実験の場を提供し、YSDCや横浜国立大学がクエストの内容策定および参加を支援。ハーチはプロジェクト全体の企画を担う。
地域の食品ロス削減や地域貢献活動など、地域住民や学生が主体的に参加できる場を提供することで、地域循環経済の構築や住民のウェルビーイング向上を目指している。
【プレスリリース】横浜・星天エリアにて「fowald®」を活用した地域のサーキュラーエコノミーとウェルビーイング実現に向けた実証実験第2弾を開始
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(※画像の出典:ハーチ株式会社)