傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する株式会社Nature Innovation Group(以下、アイカサ)と株式会社丸井グループ(以下、丸井)はこのほど、日本全国の22歳以下の若者を対象としたアイカサ無料サービス「U22応援プラン」を開始することを発表した。同時に、全国の大学とも連携して大学構内のアイカサ設置を拡大する。

日本で使用される傘の多くはリサイクルや再利用されずに廃棄されており、ごみ問題や廃棄に伴うCO2排出など環境汚染の一因となっているとアイカサはみている。22歳以下の若者世代は金銭的余裕がないことが多く、傘を買わずに雨に濡れてしまう状況や、短期間で破棄されてしまう傘の購入は無駄が多いといった問題があると認識している。アイカサと将来世代を応援したいという想いを持つ丸井は、これらの課題の解決に貢献するべく同プランの開始を決定した。アイカサは若い世代に利用を促進して「傘をシェアする時代」を共に創り、傘を使い捨てない日本の新しい文化づくりを目指していく意向だ。

U22応援プランの概要は、下記である。

  • 16歳~18歳まではアプリ登録だけで使い放題
  • 18歳~22歳までの全員(学生社会人問わず)が、1年間無料でアイカサを使い放題
  • 1回利用が0円の期間は3日間
  • 丸井のエポスカード活用で、22歳まで無料期間継続にアップグレード可能
  • 2本まで同時レンタル可能

丸井のアイカサスポット

丸井は、丸井グループ北口本社および下記のマルイ・モディ21店舗にアイカサスポットを設置する。

北千住マルイ/FM溝口/新宿本館/新宿アネックス/新宿メン/有楽町マルイ/町田マルイ/錦糸町店/国分寺マルイ/上野マルイ/CTY横浜/戸塚モディ/なんばマルイ/博多マルイ/中野マルイ/大宮マルイ/吉祥寺店/神戸マルイ/池袋マルイ/渋谷マルイ/渋谷モディ

賛同大学

賛同大学と設置状況は以下のとおりで、賛同大学にはアイカサスポットが設置される(地域ごと・五十音順、2021年6月24日時点)。

  • 国際基督教大学:設置予定
  • 上智大学:設置予定
  • 聖心女子大学:設置済
  • 東京藝術大学:設置済
  • 早稲田大学:設置済
  • 関西大学:設置済
  • 九州産業大学:設置済

なお、現在U22応援プランに賛同する全国の大学・大学ゼミを募集している。

傘シェアリングサービス「アイカサ」

2018年にサービスを開始した、日本初の本格的な傘のシェアリングサービス。突然の雨にもビニール傘を購入せず、アイカサを借りて利用し、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに傘を返却できるのが特徴。現在、都内全域と関東・関西・福岡・岡山・愛知などで展開しており、スポット数は約850カ所・累計登録ユーザー数は合計15万人以上となっている。傘がないことによって移動できないことや濡れて不快になることをなくし、「雨の日のプラットフォーム」としてのインフラ構築と、傘をシェアし使い捨て傘ゼロを実現する社会づくりを使命としている。

傘の耐久性にもこだわり、2年以上問題なく多くの人が使用できるとしている。経済効果を高めるべく、骨が折れた場合は骨を取り替えるなど、何度も修理することで傘を長寿命化させている。2020年7月には、使用済みのジップロック®︎を回収して傘にアップサイクルするプログラム「Ziploc RECYCLE PROGRAM」に参画した。

【プレスリリース】
将来世代の若者を応援。22歳以下アイカサ無料使い放題「U22応援プラン」で、もう雨の日の傘に困らず使い捨て傘も大幅削減。(株式会社Nature Innovation Group)
将来世代を応援!年間8,000万本消費される傘の廃棄を減らす!丸井グループ、アイカサ、将来世代が共創、使い捨て傘の文化を変える「U22応援プラン」を開始(株式会社丸井グループ)
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*冒頭の画像の出典:株式会社Nature Innovation Group