コンサルティングファーム大手PwCのオーストラリア法人であるPwCオーストラリアはこのほど、サーキュラーエコノミー推進に関する分析レポートを発行した。
「オーストラリアにおけるサーキュラーエコノミーへの移行推進(Building a more circular Australia)」と題する同レポートは、オーストラリアがサーキュラーエコノミーに移行する指針を提供することを狙いとする。同レポートでは持続可能な成長における総合的な枠組みが提案され、経済効果も分析された。冒頭ではコロナ禍からの復興に際し、世界は「次の新常態(ネクストノーマル)」を見つける課題に直面しているが、この課題は大きな機会でもあり、同国がサーキュラーエコノミーの概念を採用する絶好の機会でもあると述べている。
この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。
会員種別と特典
藤原 ゆかり
欧州在住フリーライター/リサーチャー。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。専門分野:EU環境政策・規制。イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。趣味は旅行と油絵。