京都府亀岡市は、プラスチック製レジ袋提供禁止など環境先進都市を目指す取り組みの一環として、環境政策を体感できる施設「Circular Kameoka Lab」(サーキュラーかめおかラボ)を8月1日にオープンする。同日、オープニングイベントも開催される。

この施設では「環る(めぐる)」をテーマに、同市の環境政策に関する展示、次世代向けの環境学習、各種イベントやワークショップが行われる。ひとやモノが集い、交流や着想が生まれ、広がっていく場所づくりを目指す。

オープニングイベントでは、プラスチックごみゼロ宣言に関するプロモーション動画の投映や、太陽光発電システムのデモンストレーションなどが予定されている。また地域発のアップサイクル品「HOZUBAG」の製作体験や、ペットボトルキャップから作るアクセサリーのワークショップ、さらにハリウッド映画に登場する、ごみをエネルギーとして走るデロリアンの乗車体験など、多彩なプログラムが用意されている。これらの体験を通じて、参加者の環境問題に対する意識を高めることを目指している。

豊かな自然環境に恵まれる亀岡市では、ふるさと納税の使途として「世界に誇れる環境先進都市を目指す取り組み」が選ばれているという。Circular Kameoka Labはふるさと納税を財源に整備され、環境をテーマに様々な人々が集い、交流し、つながる場となることが期待されている。

【ウェブサイト】Circular Kameoka Labとは

【プレスリリース】京都府亀岡市に新ランドマーク『Circular Kameoka Lab』が8/1(木)オープン!
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(※画像の出典:京都府亀岡市)