経済産業省近畿経済産業局はこのほど、「Rethink Designフォーラム~サーキュラーエコノミーとどう向き合うか~」を10月30日に開催することを発表した。このフォーラムは、モノやモノとの関わり方の価値を再評価し(Rethink)、企業の垣根を超えてライフサイクル全体で保持・循環させ、環境・地域・企業に対して新たな付加価値をもたらすこと(Design)を目的とした「Rethink Designプロジェクト」の一環として開催される。

サーキュラーエコノミーの実現には、個々の企業の取り組みだけではなく、業界を横断した連携が不可欠だ。「Rethink Design」は、複数の事業者間での連携により、ライフサイクル全体でモノを循環させ、ブランド化やストーリー性、意匠性を加え新たな価値創造を目指す考え方であり、事業者がサーキュラーエコノミーに取り組むための糸口となると考えられている。

本フォーラムでは、Rethink Designの考え方の基礎や実践事例の紹介。サーキュラーエコノミーを体系的に学び、モノの価値を見直し、ビジネスに取り組むためのきっかけとなることを目指している。

開催日時は10月30日(水)13:30~16:55、オンラインと対面のハイブリッド形式で開催予定で誰でも参加可能。ロート製薬やアシックス、パナソニックなどが参加し、それぞれのプロジェクトを通じて、資源循環の事例を発表する予定だ。詳細と申込みはこちらから。

サーキュラーエコノミーの推進には、ライフサイクル全体を通じて製品の価値を維持するため、多くのステークホルダーの協力が必要だ。近畿経済産業局は、企業や自治体とともに実践的な知見を共有する場を提供し、事業者間の連携を促すことを目指している。啓発活動にとどまらず、企業間の連携が促進されることで、ビジネスチャンスを創出する機会につながることが期待されている。

【プレスリリース】「Rethink Design フォーラム~サーキュラーエコノミーとどう向き合うか~」を開催します!
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