自動車メーカーの独メルセデス・ベンツはこのほど、ドイツ南部のクッペンハイムに現在建設中の自社リサイクル施設で、2023年に実証プロジェクトを開始することを発表した。この施設はカーボンニュートラルとなることを宣言しており、同プロジェクトはリサイクルソリューションを手掛ける合弁会社のPrimobiusおよび複数の研究機関との協働で実施される。

メルセデス・ベンツはサステナビリティを自社の企業戦略の不可欠要素と定め、生産におけるカーボンニュートラルと全車種のEV移行を目指している。また、リサイクル可能素材のクローズドループシステムの構築・循環型設計・価値の維持・リサイクル処理にも焦点を当てている。

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