食品に表示される「賞味期限」と「消費期限」。このうち賞味期限は「美味しく食べられる期限」で、期限を過ぎても安全性に問題のない場合が多い。しかし、両者の違いを普段の生活で意識していない人は多いかもしれない。
オーストラリアでは、期限表示や保管方法についての誤解が家庭における食品廃棄の大きな要因と指摘されている。賞味期限と消費期限の混同はその代表例だ(※)。

この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。
会員種別と特典

Previous
食品ラベル改革で廃棄削減めざす。豪プロジェクトの動向
山口 真矢子
山口真矢子(やまぐち まやこ)。英国在住。一級建築士、Project Management Professional(PMP)。鉄道会社とエンジニアリング系コンサルティング会社で、建築工事・改修プロジェクトのマネジメント、建築や都市に関わる調査、事業コンセプトの立案などを経験。専門分野:建築工学、施設管理、プロジェクトマネジメント、建築・都市のサステナビリティ。