アテネのハロコピオ大学地理学科の研究者らはこのほど、循環経済の推進要因としての修理とリユースに関する研究結果を発表した。
研究結果は、先進国におけるWEEE(電気電子機器廃棄物)の選別・修理センターの運営が、雇用創出と仕事の満足度において社会的に好影響をもたらすことを示す。修理ワークショップの調整は地域コミュニティのメンバー間の交流と人間関係を促進し、オンラインプラットフォームでの寄付や交換はシェアリングエコノミーへの移行を加速するという結果をもたらした。発表の概要は以下のとおり。

この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。
会員種別と特典

Previous
修理とリユースが循環経済を推進。ギリシャの大学による研究
和田 麻美子
フランス留学中、モードの国と呼ばれる国の人達が、持ち物を長く大切に使い多くの買い物をしないことを知り、日本(特に東京)では常に新しいモノを求める暮らし方になっていたことに気づく。 趣味のハイキングを通じ、極力ごみを出さないように暮らすことや、豊かな自然を次世代につなぐことを意識するようになり、Own less, waste less, enjoy more を心がける日々。