SDGsが掲げる「誰一人取り残されない社会」。私たちは今、そのような社会に近づいているのでしょうか。
気候変動が大きな問題となり世界中で「脱炭素」が叫ばれる今、世界では持続可能な「循環型社会」の実現が目指されています。そしてもう一つ、いま目指されているのが「誰一人取り残さない社会」──SDGs(持続可能な開発目標)が掲げている目標です。これら二つの社会は、実は深くつながり合っているのかもしれません。
そんな二つの社会について、「刑務所」というフィールドを通して考えるカンファレンスが開催されます。テーマは、「刑務所とソーシャルイノベーション」。刑務所における重要な課題である「再犯防止」や「地域社会への貢献」を通し、参加者がイノベーターとして、また企業の一員として、循環型社会に向けて何ができるかを模索していきます。
イベント内のトークセッションでは、PFI刑務所(国と民間が共同で運営する施設で「社会復帰促進センター」と呼ばれる)の活動や実施例を学ぶほか、様々な分野で社会課題解決に向けて活動する国内外の実践家たちのお話を伺います。また自由参加のワークショップでは、多様な参加者同士が知見を掛け合わせながらアイデアを出し合い、刑務所との協働について考えます。
気候変動対策を進め、持続可能な経済活動への転換を目指すなかで、カギを握るのは「人的資源の社会包摂」を含めた循環型社会なのかもしれません。誰も置いていかない社会の実現に向けて新たなソーシャルイノベーションを生み出したい方は、是非参加してみてはいかがでしょうか。
※ 当日は、感染防止のため事前登録制となります。席数に限りがあるため、ページ下部のお申し込みURLよりご登録をお願いいたします。また先着順となるため、参加可否につきまして、事務局より後日ご連絡を差し上げます。
開催概要
- 日時:2022年3月17日(木)13:30~18:00
- 場所:日比谷図書文化館コンベンションホール(東京都千代田区日比谷公園1-4)
- 来場数:100名(事前登録制・先着順)
- 開催内容:基調講演 (海外スピーカーのビデオ登壇)、国内スピーカー(登壇)、ワークショップ、ネットワーキング、基調講演、セッション、ワークショップ、ネットワーキング企画など
- 参加費:無料
- 登壇者:大野 憲司 氏(ヤフー株式会社)/歌代 正 氏(株式会社 大林組)/山崎 晴太郎 氏(株式会社 セイタロウデザイン)/アラスデア・ジャクソン氏(Recycling Lives)/三宅 晶子 氏(株式会社ヒューマン・コメディ)/工藤 啓 氏(認定NPO法人 育て上げ支援ネット)/安居 昭博 氏(Circular Initiatives&Partners)/鴨志田 純 氏(鴨志田農園園主)/田淵 良敬 氏(株式会社ゼブラ・アンド・カンパニー )/田頭 亜里 氏(PwC Japanグループ)/遠藤 祐子 氏(MASHING UP編集長)/小林 弘人 氏(株式会社インフォバーン)
- 主催:「刑務所と協働するソーシャル・イノベーション」実行委員会
- 共催:エームサービス株式会社、株式会社大林組、シップヘルスケアグループ、株式会社小学館集英社プロダクション、法務省
- 協力:株式会社インフォバーン、MASHING UP
- メディアパートナー:IDEAS FOR GOOD、Circular Economy Hub
当日の流れ
13:00 開場
13:30 開会 オープニングリマークス
13:55 基調講演1・2
14:45 休憩
15:00 インスピレーショントーク
16:00 会場移動・休憩
16:15 ワークショップ・事例紹介・アイデア講評
17:55 閉会あいさつ
18:00 閉会・ネットワーキング
19:00 閉場
ワークショップのテーマ:「社会と地域・企業のアップサイクルにつながる〈刑務所×ビジネスアイデア〉」
ゲストスピーカーのお話を聞いた後は、一般参加型のアイディエーション主体のワークショップを実施。ここまでの話題をふまえ、「社会と地域・企業のアップサイクルにつながる〈刑務所×ビジネスアイデア〉」について異業種同士で討議する機会を設けます。
特にビジネスパーソン/企業としての立場から検討することで、より構造的な課題を理解するとともに、自身との接点の可能性を見つめていただきます。
こんな方におすすめ
- 当該テーマに関心のある方
- 企業の新規事業・経営戦略室・CSV部門等の担当者
- 社会起業家
- NPOや専門家の方々
- 循環型社会の実現に関心がある方など
イベントへの参加お申込み
イベントへの参加申し込みは、下記よりお願いいたします。
お申し込みURL:https://forms.gle/L3zbGBVbz3WkZWy1A
※申込締め切り:2022年3月10日(木)(先着順受付。応募が多数の場合、先着順で事務局より選ばせていただきますことをご了承ください)
※本記事は、ハーチ株式会社が運営する「IDEAS FOR GOOD」からの転載記事となります。