スペインの消費問題省はこのほど、電気・電子製品の修理可能性指数を開発していることを発表した。消費者が購入時により良い判断をするのに役立つシールをつくり、製品の容器包装に添付する予定だ。
同指数の開発の目的は、消費者とメーカーの両者がエコロジカル・フットプリントを削減するために、修理可能性を促進することだ。修理する権利に関する情報を消費者に提供し、まだ機能する可能性のある製品が廃棄されないようにすることを目指すとしている。同省は持続可能な消費を促進するために、修理可能性指標を統合した対策を実施する意向を示した。これに伴い、アルベルト・ガルソン消費問題大臣は、適切な判断をすることは消費者の権利であるとの見解を述べた。
同省が発表した修理可能性指数の概要は、以下のとおりだ。
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クリューガー量子
クリューガー量子(くりゅーがー りょうこ)ドイツ在住、ハイデルベルク市公認ガイド。土木工学を学び日本で土木技術者として働いた後、メキシコでスペイン語を習得、日西通訳として自動車関連企業で働く。2003年に渡独。専門分野:ドイツのサーキュラーエコノミー関連政策・企業動向、企業現地視察サポート、建設業界のサーキュラーエコノミー移行。個人ブログ:http://ameblo.jp/germanylife10/ 。(この人が書いた記事の一覧)